
dポイントを貯めているものの、「PayPayで使えたらもっと便利なのに」と思ったことはありませんか?筆者も、dポイントが貯まる機会が多い一方で、PayPay対応の店舗で使えず困った経験があります。そこで「dポイント PayPay 移行」の方法を調べたところ、直接の交換はできないものの、いくつかの裏技を活用すれば間接的にPayPayで利用できることがわかりました。
この記事では、dポイントとPayPayの基本情報、ポイント移行のメリット・デメリット、そしてdポイントをPayPayで使うための具体的な方法を解説します。方法は「d払いの活用」「Amazonギフト券の購入」「銀行口座への出金」の3つに分かれ、それぞれの特徴を詳しくご紹介。
dポイントを賢く活用し、PayPayでの支払いをもっと便利にしたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
- dポイントとPayPayの基本的な違いや特徴
- dポイントをPayPayで使うための具体的な方法
- 各移行方法のメリット・デメリット
- dポイントを最大限に活用するための注意点
dポイントからPayPay移行の方法と注意点

- ポイント移行のメリットと注意点
- dポイントから直接PayPayへの移行は可能か?
- 直接的な交換手段の有無
- 方法1:d払いを活用する
- 方法2:Amazonギフト券を購入し、間接的にPayPayで利用する
- 方法3:ドコモ経由でのサービス活用(銀行口座への出金 → PayPayチャージ)
- dポイント PayPay チャージはできる?
dポイントとPayPayの概要
dポイントは、NTTドコモが提供するポイントサービスで、ドコモの携帯電話料金の支払い、d払いでの利用、提携店舗での支払いなどに使うことができます。一方、PayPayはソフトバンクグループとZホールディングスが提供するQRコード決済サービスで、加盟店での支払い、PayPayポイントの獲得・利用、銀行口座への出金などが可能です。
dポイントは全国のローソンやファミリーマート、マクドナルド、Amazonなどで利用できる一方、PayPayはヤフーショッピング、PayPayモール、コンビニや飲食店など幅広い店舗で使用できます。どちらもキャッシュレス決済の普及に伴い、多くの利用者に支持されています。
ポイント移行のメリットと注意点

メリット
- 利用できる店舗の拡大
dポイント加盟店よりもPayPay加盟店の方が多いため、移行することで利用範囲が広がります。特に個人経営の飲食店や小規模店舗では、dポイントよりもPayPayの方が導入されているケースが多いです。 - キャンペーンを活用できる
PayPayは定期的に大規模なポイント還元キャンペーンを実施しており、特定の期間中に決済すると最大10%の還元を受けられることがあります(例:「超PayPay祭」など)。dポイントから移行できれば、これらのキャンペーンを活用しやすくなります。
注意点
- 交換レートや手数料の問題
直接移行できる場合でも、交換レートが1:1であるとは限らず、手数料が発生する場合があります。これにより、ポイントの価値が目減りする可能性があります。 - 有効期限の違い
dポイントには「通常ポイント」と「期間・用途限定ポイント」があり、後者は特定の用途でしか利用できません。一方、PayPayポイントにも有効期限が設定されている場合があるため、移行後の利用計画を考えておく必要があります。
dポイントから直接PayPayへの移行は可能か?

結論として、dポイントから直接PayPayポイントに移行することはできません。現在のところ、NTTドコモとPayPay(Zホールディングス)は異なる企業グループであり、公式なポイント交換制度は提供されていません。
しかし、間接的な方法を利用すれば、dポイントをPayPayで使える形に変えることは可能です。その具体的な手順については、以下で説明します。
直接的な交換手段の有無
dポイントとPayPayポイントを 直接交換することはできません 。
そのため、間接的な方法を利用して、dポイントをPayPay決済やPayPay残高として使えるようにする必要があります。以下の3つの方法が考えられます。
方法1:d払いを活用する
d払いとは?
d払いは、NTTドコモが提供するスマホ決済サービスで、dポイントを利用して決済できる特徴があります。 d払い対応店舗 であれば、dポイントを使って買い物をすることが可能です。
d払いを利用するメリット
- dポイントをそのまま支払いに使える
→ 1ポイント=1円として利用可能 - PayPayとd払い両対応の店舗がある
→ 例えば「ローソン」「ファミリーマート」「松屋」「ビックカメラ」などの大手店舗は、 PayPayとd払い両方に対応 しています。
→ d払いを利用すれば、dポイントを使いながらPayPay加盟店でも支払えるケースがある。
具体的な使い方
- d払いアプリをスマホにインストール(Google Play / App Store で無料ダウンロード)
- アプリ内でdアカウントと連携し、支払い方法を「dポイント」に設定
- d払い対応のPayPay加盟店でバーコード決済を行う
- すべてのPayPay加盟店がd払いに対応しているわけではない
→あらかじめ店舗の支払い方法を確認することが重要 - d払いはNTTドコモの回線契約がなくても利用可能
方法2:Amazonギフト券を購入し、間接的にPayPayで利用する

Amazonギフト券を活用するメリット
- dポイントを使って、 Amazonギフト券 を購入できる
- AmazonでPayPay残高チャージに使える商品を購入することで、PayPay決済に近い形で利用できる
具体的な手順
- dポイントを使ってAmazonギフト券を購入
- dポイントを使うには「d払い(Amazon支払い)」を選択
- 1,000円~50,000円までのAmazonギフト券が購入可能
- AmazonでPayPay残高に関係する商品を購入
- PayPayが使える店舗でAmazonで購入した商品を販売
- 間接的にPayPayで利用できる形にする
- Amazonギフト券は換金不可 (規約違反となるため注意)
- ギフト券購入後の返品・払い戻しはできない
- Amazonの支払いにPayPayは使えないため、PayPayポイントに変換する方法ではない
この方法はPayPay残高として使う直接の手段ではないものの、 dポイントを消費しつつ、PayPayが使える範囲での買い物に活用する方法の一つ です。
方法3:ドコモ経由でのサービス活用(銀行口座への出金 → PayPayチャージ)

dポイントを 現金化し、その後PayPayにチャージする方法 です。
具体的な流れ
- dポイントを「ドコモ口座」にチャージ
- dポイントを使って、ドコモ口座に入金可能(d払いの送金機能を利用)
- ドコモ口座から銀行口座に出金
- ドコモ口座に入金された金額を、登録した銀行口座へ振り込み可能
- 出金手数料が発生する( 220円~550円程度 )
- 銀行口座からPayPayにチャージ
- PayPayアプリで「銀行口座チャージ」を選択し、出金した金額をPayPay残高として利用
メリット
- dポイントをPayPayに近い形で利用できる
- 自由に使える現金としても引き出せる
デメリット・注意点
- 手数料が発生する(最低220円)
- ドコモ口座の開設が必要
- ポイント現金化に時間がかかる(1~3営業日程度)
この方法は「dポイントをPayPay残高として使う」ための最も直接的な手段に近いですが、手数料の発生や出金の手間を考えると、効率が悪い場合もあります。
どの方法を選ぶべきか?
方法 | おすすめの人 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
d払いを活用 | d払い対応の店舗をよく利用する人 | 手数料なし・即時決済可能 | d払い未対応の店舗では使えない |
Amazonギフト券 | Amazonをよく利用する人 | dポイントを活用しつつPayPay加盟店での買い物に利用可能 | ギフト券の現金化はできない |
ドコモ経由で出金 | 多少の手数料がかかってもPayPayにチャージしたい人 | 最も現金化に近い方法 | 出金手数料・時間がかかる |
公式情報の確認
ポイントの移行や利用方法については、定期的に変更される可能性があるため、公式サイトの情報を必ず確認することが重要です。
また、PayPayは新しいサービスやキャンペーンを頻繁に追加するため、最新情報を見逃さないようにしましょう。特にPayPayと他社ポイントの連携が発表される可能性もあるため、定期的にチェックすることをおすすめします。
dポイント PayPay チャージはできる?
結論として、dポイントを直接PayPay残高にチャージすることはできません。PayPayのチャージ方法は、銀行口座、ヤフーカード(PayPayカード)、セブン銀行ATM、ソフトバンク・ワイモバイルの携帯料金合算払いなどに限られています。
しかし、前述の方法を利用すれば、間接的にdポイントをPayPayで活用することが可能です。特にd払い対応店舗での利用や、ギフト券を経由する方法を活用すれば、無駄なくポイントを使うことができるでしょう。
dポイントを貯めているユーザーは、PayPayとの併用をうまく活用しながら、自分に合った決済方法を選ぶことが重要です。
dポイントからPayPay移行の具体的な手順

dポイントは直接PayPay残高に移行することができません。しかし、間接的な方法を活用すれば、dポイントを現金化し、最終的にPayPayへチャージすることが可能です。その一つの手段として、証券口座を利用したポイント現金化の方法があります。ここでは、その具体的な流れを解説します。
- 証券口座を利用したポイント現金化の手順
- dポイントを投資信託に充当する方法
- 投資信託の売却と現金化
- 現金を銀行口座に出金し、PayPayにチャージ
- dポイントを他社ポイントに交換する方法
- 交換可能なポイントプログラムの紹介
証券口座を利用したポイント現金化の手順
dポイントは「dポイント投資」を利用することで、投資信託の購入に充当できます。この仕組みを活用し、証券口座を介して現金化し、最終的にPayPayへ移行する方法があります。
以下の手順で進めることができます。
- ドコモの「THEO+ docomo」口座を開設
- dポイントを投資に使うためには、「THEO+ docomo」の証券口座が必要です。
- 口座開設には本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)が必要になります。
- 口座開設は最短翌日で完了します。
- dポイントを使って投資信託を購入
- 証券口座にdポイントを入れ、投資信託を購入します。
- 「ポイント運用」ではなく、投資信託の買付を行うことが重要です。
- 1ポイント=1円として利用できます。
- 例えば、5,000ポイントを投資に充当した場合、売却時の相場に応じて現金化されます。
- 一定期間保有後、投資信託を売却
- すぐに売却することもできますが、市場変動があるため、タイミングを見て売却を検討するのも一つの手です。
- 売却後、銀行口座へ出金することで現金化が可能になります。
dポイントを投資信託に充当する方法
こちらをチェック👇https://t.co/KqFlRvlqq3
— dポイントクラブ (@dpoint_club) March 15, 2025
お気に入りの1着が見つかりますように…😊#dポイントクラブ
dポイント投資とは?
dポイント投資は、dポイントを使って投資信託を購入し、その後、売却して現金化する仕組みです。
具体的な手順
- dポイントクラブから「dポイント投資」にアクセス
- 投資信託のプランを選択
- THEO+ docomoでは、自動運用プランとおまかせ運用プランが選べます。
- 初心者向けには、リスクの少ない「おまかせ運用」がおすすめです。
- 投資額(dポイントの投入額)を決定
- 100ポイント単位で投資が可能です。
- 例)10,000ポイントを投資し、値上がり後に売却することで、10,500円に増える可能性があります(※相場により異なる)。
投資信託の売却と現金化
dポイントで購入した投資信託は、売却することで現金として銀行口座に出金できます。
売却の流れは以下の通りです。
- 証券口座にログイン
THEO+ docomoのマイページにアクセスし、保有資産を確認します。 - 投資信託の売却申請
- 売却したい投資信託の種類を選択し、「売却」ボタンをクリックします。
- 売却には1~3営業日程度かかります。
- 売却完了後、銀行口座へ出金
- 売却代金が証券口座に入金されたら、登録済みの銀行口座へ出金申請を行います。
- 出金には通常2~5営業日かかるため、余裕をもって申請することが必要です。
現金を銀行口座に出金し、PayPayにチャージ
売却した資金が銀行口座に入金されたら、次にPayPayへチャージします。
PayPayチャージ方法
- PayPayアプリを開く
- 「チャージ」メニューを選択
- 登録済みの銀行口座を選択
- チャージ金額を入力し、完了
例えば、5,000円分のdポイントを投資信託で運用し、売却後5,100円の現金になったとします。この資金を銀行口座に出金し、PayPayへチャージすることで、実質的にdポイントをPayPayで利用できる形になります。
dポイントを他社ポイントに交換する方法
dポイントは、特定のポイントプログラムに交換することで間接的にPayPayで使うことができます。
そのためには、「ポイント交換サイト」を利用するのが効果的です。

dポイント交換の一般的な流れ
- dポイントをPontaポイントへ交換
- Pontaポイントをリクルートポイントに交換
- リクルートポイントをdポイントに再度戻し、利用範囲を広げる
- 場合によっては、他の経路でPayPayポイントに活用する
このように、他社ポイント経由でPayPayと互換性のあるポイントへ交換する方法もあります。
交換可能なポイントプログラムの紹介
dポイントは以下のポイントプログラムと交換が可能です。
交換元 | 交換先 | 交換レート |
---|---|---|
dポイント | Pontaポイント | 1:1 |
dポイント | JALマイル | 5,000P → 2,500マイル |
dポイント | Vポイント(三井住友) | 5,000P → 5,000V |
dポイント | スターバックスカード | 3,000P → 3,000円分 |
特にPontaポイントへの交換は、Ponta経由でローソンやau PAYで利用できるため、PayPay以外の決済方法を使う選択肢が広がります。
また、JALマイルへの交換を活用すれば、飛行機の特典航空券としても利用できます。そのため、PayPay以外の使い道も検討すると、よりお得にポイントを活用できるでしょう。
以上のように、直接的なdポイント→PayPay移行はできないものの、証券口座を活用した現金化や他社ポイントを経由することで、間接的にPayPayへ活用する手段はあります。それぞれの方法にはメリット・デメリットがあるため、自分に合った方法を選ぶことが重要です。
dポイントからPayPay移行の裏ワザ!注意点とまとめ
dポイントからPayPay移行の裏ワザ!お得な使い方と注意点
- dポイントはNTTドコモのポイントサービスで、PayPayはソフトバンク系のQR決済サービス
- dポイントとPayPayポイントは直接交換できない
- 間接的な方法でdポイントをPayPay決済に利用することは可能
- d払いを利用すれば、dポイントを使ってPayPay加盟店で決済できる場合がある
- Amazonギフト券を購入し、間接的にPayPay決済に利用する方法もある
- dポイントをドコモ口座にチャージし、銀行経由でPayPayに入金する方法がある
- 銀行経由の方法では手数料が発生する
- dポイントを「dポイント投資」に使い、現金化後にPayPayへチャージする手もある
- dポイントの種類には「通常ポイント」と「期間・用途限定ポイント」がある
- 期間・用途限定ポイントは現金化やギフト券購入に使えない
- PayPayでは定期的に高還元キャンペーンが開催されるため活用価値がある
- PayPayの加盟店数はdポイントよりも多く、利用の幅が広がる
- d払いはNTTドコモの回線契約がなくても利用できる
- Amazonギフト券を利用する場合は規約違反にならないよう注意が必要
- dポイントの移行方法は状況によって変更されるため、最新情報の確認が必要